2024年5月 9日 (木)

演技論シリーズ③「演技の下手な演出と、演技の下手な役者のアホ稽古」

攻めたタイトルです!さっそくいってみましょう!

の、前に「結局、演技力って何?」ってのを簡単に話しておきます。下手というからには上手いとはこういうことなのか、を話してからじゃないと、ですよね。
笑いや喜劇は難しいって良く言われますよね。僕もそう思ってます。ではなぜ難しいのか?笑いはシリアスな演技に比べて、表現する感情の種類を多く求められるからです。ツッコミ的なセリフってまず本気で怒ることが基本ですが、それだけでは不十分なセリフもあります。怒りながらイラついたり、オラついたり、困ったり、上からだったり、冷静だったりと、場面に合わせて色んな感情を織り交ぜないと成立しないセリフもあります。これが表現する感情の種類です。怒りながらイラつくだけなら誰でも出来そうな気がしますが、怒るとイラつきの度合いの調整が難しいのです。その他にも、間やテンポ、声量の調整、言葉の立て方、これらを完璧に表現することで笑えるセリフとなり、下手な役者にはこれが出来ないのです。
つまり、下手な役者には表現出来ない演技がある、ということです。
この「表現出来ない演技がある」というのがポイントです。下手な役者は表現出来ない演技があることを自覚していません。自覚出来ないのはそれを指摘して指導出来るコーチ(演出)がいないからです。演技が上手く出来ない理由は未熟な演技力以外にないのですが、それを認めようとせず他に理由を求めるのです。演技が下手な演出も「表現出来ない演技がある」ことを理解していません。過去の自分の下手な演技を「下手だったけど個性的だった」とか「下手だったけど迫力はあった」と下手だったことを個性的とか迫力でごまかし、肝心の下手だったことと向き合おうとしないのです。

では「表現出来ない演技がある」ことを理解していない演出と役者のアホ稽古、例にあげてみますね。

例①「台本の深い読み取り」
台本を深く読み取ればそのシーンの芝居が良くなると思い込んでいる演出がよくやるアホ稽古です。演出が「君は台本の読み取りが浅いんだよ」だとか「台本には書かれていないけど、この人物の過去や生まれ育ちを想像したことある?」だとか「台本には書かれてないけど、この人物は末っ子?長男?それによって演技は変わるんだよ」だとか「一度この人物の生まれ故郷を見てきたら芝居が深まると思うよ」・・・・深まりません!故郷を観に行っても末っ子か長男かを考えても芝居は深まらない!ま、敢えて言うならめちゃくちゃ演技力の高い役者ならそれらを必要とすることもあるかも知れない、でも極まれです。下手な役者には全く必要ない!そもそもシーンを成立させることも出来ない役者に故郷なんか観に行ってる暇はない!でも指導法を知らず「表現出来ない演技がある」ことを理解していない演技の下手な演出は、こういう抽象的というか文学的というか、つまりは「台本の深い読み取り」に逃げ込んで、こういうアホな指導をするのです。「表現出来ない演技がある」ことを理解していないので、深く台本読めば芝居が良くなると思い込んでるのです!台本を深く読み取るだけなら役者じゃなくても、日本人全員が出来るんです!みんな日本語知ってますから!
で、言われた演技の下手な役者も「そうか、台本には書かれてないけど人物の生まれ育ちは重要だな」と真に受け「そうか、台本には書かれてないけど末っ子か長男は重要だぞ」と真に受け「そうか、生まれ故郷を見てないから芝居に深みがなかったんだ」と真に受ける。で、役者が次の稽古で「今日の稽古どうでした?まだ生まれ故郷には行けてませんが、人物の生まれ育ちや、末っ子なのか長男なのか考えて芝居してみたんです」・・・・・・・この後、演出はなんて言うと思います?・・・・わかりますよね「良くなった」と言うしかないんです。自分が指導したことを役者がしているわけですから「良くなった!深まった!」と言うしかないんです。例え1ミリも芝居が変わっていなくても引くに引けない「良くなった!お前は深まった!」と言うしかないんです。この演出と役者、どっかで気づいてるんですよ、芝居が1ミリも変わってないことを。でもそれを見ようとしない、引くに引けませんから。挙げ句に故郷にまで行ってしまった役者が「実際に人物の生まれ故郷に行って町並みを見たら、家族構成、学生時代の部活や初恋の思い出なんかが見えて来ました」・・・・見えるわけない、見えるわけないですけど、故郷にまで行かれたら演出はさらに引くに引けない。演出「僕にも見えたよ。君の演技で人物の背景が見えたよ」見えるわけないのに!
・・・・・・・・・・これが表現出来ない演技があることを理解していない「演技の下手な演出と、演技の下手な役者のアホ稽古」例①・・・・・なのです。
腹立ちますよね、そう腹立つんです。そして・・・・例①だけでこんなにいっぱい書いてしまった。ま、面白く読んで頂くために多少の誇張はありますが・・・・

取りあえず今日はこの辺で。次回は例②かな・・・・なるべく早くアップしますね。

あ!左手のキーボード打ち、健康時の7割?うん、7割くらいに戻って来ました!ここに来て加速的復活!

例②!乞うご期待!

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2024年4月30日 (火)

演技論シリーズ②「コーチ(演技の指導者)のいない演劇界」

すみません演技論シリーズ、いきなり間が空いてしまいました。あの・・・書いてたんです、いや書いたんですけど・・・・アップロードをしくじって書いた文章が消滅・・・・あ、その消滅も僕のせいなんですけど・・・それでちょっと凹んで、間が空いてしまいましたm(_ _)m

さあ!間が空いた割には大きく出ました!「コーチ(演技の指導者)のいない演劇界」
あ、でもこれ「セリフでつむぐ演技」に限ります。普段劇団ズーズーCがしているお芝居です。ミュージカルやバレエにはキチンとした指導者がいらっしゃいますので。

ではコーチがいないとはどういうことなのか?演劇界には演技方法の指導者がいないのです。スポーツでは引退された元一流選手がコーチをしますよね。この元一流選手というのがポイントです。演劇界ではおおむね演出が演技指導をします。その演出は元一流役者ではないのです。演技はしたことないけど芝居をたくさん観て勉強して演出になった人や、演技は下手だけど演劇が大好きなので演出になった人が、演技指導をするのです。これってスポーツではあり得ないですよね。野球をたくさん観たからって野球のコーチにはなれないですよね。野球は下手だけど野球が大好きなので野球のコーチになりましたってあり得ないですよね。これがまかり通ってるのが演劇界なのです。
演技もスポーツと同じで、やってみないと、やってる人じゃないとわからないことがたくさんあります。

これはまだイチローさんが日本でプレイしている時のことですが、当時解説者をしていた三冠王で有名な落合さんがイチローさんに打撃フォームについて「俺しかわからないだろうけどトップの位置が浅い」言われたイチローさんは「ああ、ってことは始動がこうで、ここが遅れて・・・・参考になりました。中々言ってくれる人もいないので」・・・・・・この会話の意味僕にはわかりません。僕は野球経験者じゃないので。野球経験者の方なら少しはわかりますよね。でも多分イチローさんと落合さんのレベルで理解することは難しいと思います。トップの位置が浅いかどうかだけなら、教えて貰えれば素人の僕でもイチローさんに「今日、多分トップの位置浅いですよ」って言えるかも知れない。でもそんなわけないですよね。他にいろんな要素がある中、落合さんはトップの位置に着目して指摘したハズです。それは超一流にしかわからないことなのです。

しかし!・・・・演劇界は、演技をしたことのない奴(演出)や演技が下手で演出になった奴(演出)が演技指導をしているのです!そういう方々(奴ら)が演技も出来ないくせに、ああだこうだと適当な演技指導をしてくるのです!野球で言うとこんな感じ。「スライダーをもっと曲げろ!」いや曲がるもんなら曲げたいし、曲げろじゃなくて曲げ方教えろや!「フォークをもっと落とせ!」だから落とし方を教えろ!「空振りをするな!」したくてしてるんちゃうねん!「9回裏にホームランを打て!」打てるもんなら打ちたいわ!「最近ヒットが出ないな。奥さんと上手くいってないのか?」じゃあ奥さんと上手くいってる奴は全員ヒット打つんか!・・・・・と、こんな感じです。こんな指導あり得ないですよね。でも演劇界ではまかり通ってる、それはなぜか?
演技にも技術があり、それは主に感情を作る、起こす、再現して表現する、ことなのですが。その技術に到達している役者が極端に少ないからです。ましてや演技の出来ない演出にその技術を理解して指導することなど出来るはずもない。
故に演劇界にはコーチがいないのです。そしてコーチがいなのので優れた技術を持った役者が育たない。この負の連鎖を繰り返しているのが現在の演劇界だと思います。

長くなりましたので今日はこの辺で(^^)/

次回は、なぜ負の連鎖が起こるのか?を、なるべく面白くお話ししたいと思います。
次はすぐに、すぐに書きますからお楽しみに~(*^_^*)

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2024年3月27日 (水)

劇団ズーズーC復活に向けて・・・・「演技論シリーズ」①

オメオリです(^^)

HPトップも更新し、今年劇団ズーズーCは復活しま~す!!

復活に向けて、新作の執筆状況などをお知らせしたいのですが、現在は題材の思案中。もうしばしお待ちください。

で・・・・なぜか演技論です。キーボード入力のリハビリも兼ねて、なのですが。実は演技論を一度まとめてみたかったのです。

オメオリの演技論は完全に独学です。芝居を初めて30年を過ぎましたが、演技をまともに教わったことはなく(基礎の基礎みたいなのは多少習いましたが・・)27歳くらいの頃、実質的に劇団ズーズーCの座長になった頃から、仲間と試行錯誤しながら独学で学びました。独学ゆえに、現在劇団ズーズーCで使われている「演技用語」も劇団ズーズーC独自のものだったりします。

そんな劇団ズーズーC独自の演技論をまとめてみようかと。なるべくなら、芝居を観るのが大好きなお客様にわかるよう、楽しんで頂けますように書きたいと思います。

「演技論シリーズ」は長くなるかと思いますが、お付き合い願えましたら幸いです。

◆今日はまずは演技力の前提から
演技力を語る上で、欠かせないことがあります。演技って演技力がなくても、面白かったり魅力的であったり観た人を感動させたりすれば、それでいいのです。演技力なんかなくても、綺麗だったり格好良かったり顔が面白かったりと、その演者の魅力で観た人が感動すれば成功なのです。芝居は観た人が楽しめるかが全てです。その大前提に立って乱暴に言うと、美しさだけで人を感動させることを出来る役者は稽古なんか必要ありません、覚えた台詞をただ言えばいいのです。
と・・・書きますと「何?結局演技力必要ないの?」となるかと思います。いえいえ演技力は絶対に必要です。ただ「美しさだけで人を感動させることも出来る」という芝居の現実を踏まえた上で演技論を語らないと、机上の空論になるというか・・・・あれです。オメオリは嫌いなのです!綺麗な役者が綺麗なだけでキチンと成立している舞台を観た役者が「あの人綺麗なだけだよね」という言葉が!そういうことを言う役者が嫌いなのです!お客様は良いのです、綺麗なだけで面白くないと思うのはお客様の自由。でも芝居をやってる役者がこれを言ってはいけない。綺麗なだけでも多くのお客さまが楽しんでいるならその舞台は成功なのです。その成功にケチをつけているようでは役者としてのお前に成長はない!

・・・・・・・・・・前提から長いっすね・・・・「演技論じゃなくてこんな役者きらい」やん。お前の愚痴やん。なんて言わないでくださいね。
これからもっと専門的で楽しめる演技論を書いていきますからね。

と、いうことで今日はこの辺で(^^)/

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2024年2月16日 (金)

オメオリ中心性頸椎損傷シリーズ④・・・「ああ・・・しか言わない無関心な医者」

オメオリです(^^)

相変わらず不自由な左手でパソコンのキーボード打ってます・・・・が!更に左手が動くようになってきました!ブログ書いてのリハビリ、が功を奏しているのでしょうか?ま、なんにしても回復に向かうことは良いことです。

で・・・・オメオリ中心性頸椎損傷シリーズ④・・・「ああ・・・しか言わない無関心な医者」・・・・でございます!

オメオリが中心性頸椎損傷になったのは、ヘルメット越しに頭を強く打ち、首を痛めたからです。突如左手が思うように動かなくなったので焦りますよね。すぐに近くの区立の病院に行ってみて貰いました。そこではCTスキャンを撮って貰い、更に大きい病院を紹介されMRIの検査を受けることになりました。オメオリに自宅近辺では誰もが知ってる大病院です。

その大病院に・・・・「ああ・・・しか言わない無関心な医者」がいたのです。

オメオリは紹介状を持ってその病院に行きました。受付で症状を話してMRI検査、そして診察となります。いよいよ「ああ・・・しか言わない無関心な医者」との対面です。まず医者に症状を聞かれました。

オメオリ「ヘルメット越しに頭を強く打って、首を痛めました」

医者「ああ」

オメオリ「でも症状が出たのは1週間後なんです。1週間後に眠れなくなるほど左の肩甲骨に痛みが走り、それが2日ほど続き、その後左手が思うように動かなくなりました。」

医者「ああ」

オメオリ「今は痛みはないのですが、左手が命令を聞かないというか、手袋をはめるのも自分ではめれないというか、動かない他人の手にはめてるような感じなんですよね。」

医者「ああ」

・・・・・えーっと皆さん。この時点でおかしいですよね。患者の僕しか喋ってない。おかしいですよね。MRI検査したんだから、その結果こうとか、どうとか言わないといけないですよね。僕も心の中では思ってました(・・・・なんで俺しかしゃべってないねん。医者もなんかしゃべらなあかんやろ、それが診察というもんやろ)・・・でも、そんなこと言えないので仕方なく・・

オメオリ「MRI検査はどうだったんですか?」と聞きました。

医者「頸椎を痛めてますね」

オメオリ「頸椎を痛めるとどうなるんですか?」

医者「お話しされたような症状になりますね」

オメオリ心の中(・・・・お、お前もちょっとはしゃべれや!俺が言うた以外にもなんか色々あるやろ!もうちょっとなんか説明せえや!)と思いましたけど言えるハズもなく「・・・・病名とかあるんですか?」

医者「中心性頸椎損傷って知ってますか?」

・・・・えーっと皆さん・・・・これもおかしいですよね。今は病名を知ってるかどうかを聞く場面じゃないですよね。病名を伝えてその説明をする場面ですよね。僕も心の中では(知るか!お前が説明せえ!)と思ってましたが仕方なく・・・

オメオリ「いや知りませんけど・・・・治療方法とかあるんですか?」

医者「ハッキリとした治療方法はありません」

オメオリ心の中(ないんかい!)

医者「通常ならゆっくりと自然治癒すると思います。」

オメオリ心の中(・・・・やっとしゃべった・・・・でもしゃべったと思ったら自然治癒って・・・ほな君いらんやん・・・・ああ、しか言わんし、病名と自然治癒することを言うだけやったら君いらんやん)・・・・とは言えませんので・・

オメオリ「そうですか」

医者「握力計りますか?」

オメオリ心の中(・・・・やっと医者からの提案・・・でも計りますか?は、おかしいですよね。握力を測りましょうが、正解ですよね。計るかどうかを医者が聞いてどうすんねん・・・)と、思いましたけど、計ってみたかったので威勢良く。

オメオリ「計ります!」

医者「ああ」

左手の握力を測りました。結果は「9キロ」小学生以下!小学生以下の握力です!僕は驚いて・・

オメオリ「先生!握力9キロしかありません!」

医者「ああ」

オメオリ心の中(ああ以外になんか言え!)・・とは言えない・・

オメオリ「右も計って良いですか?」

医者「ああ」

オメオリは力仕事をしているので握力には自信があったのです。自分の予想では60キロ・・・いやいや70キロは・・・・・・・・でも計ってみたら右手34キロ・・・・ごく普通・・・

オメオリ「34キロみたいです」

医者「ああ」

・・・・腹立つ・・・・でも僕はこの時点でこの、ああ・・・しか言わない無関心な医者に見切りをつけていました。大きい病院だし、僕くらいの症状の患者には感心がないんだろうと。・・・・でも左手がいうこときかないって大事件ですよね。皆さんならわかって貰えますよね!

で、ああ・・・しか言わない無関心な医者の診断も終わり、診察室を出ようとしました。すると医者が・・

医者「ああ、薬入りますか?」

オメオリ心の中(薬入りますか?・・・そ、それは君が決めること!薬が必要かどうかは医者の君が決めることやろ!普通は「薬出しときますね」やろ!薬入りますかなんて今まで言われたことないわ!しかも、また、ああって言うてるし!)・・・とは言えない、でも腹立つので・・

オメオリ「薬で治るんですか?」

医者「ああ、治るわけじゃありませんが、ビタミン剤みたいなものですね」

オメオリ心の中(ほないらんやん!薬出すなら治る薬出せや!・・・ああ!そうか、だから薬いるかどうか聞いたんかい!)・・・さすがに僕も・・

オメオリ「入りません。薬飲むの嫌いなので」

医者「ああ」

オメオリ「これで診察終わりでいいんですか?」

医者「ああ」

・・・・・・・腹立つ・・・・・まあ、実際は感じの悪いお医者さんじゃなかったのですが、「ああ」しか言わないのはホントです。前にも書きましたが、軽傷あつかい、雑魚あつかいなんですよ。大病院を紹介されて行ったら雑魚扱い。・・・・・・これってどうなんですかね・・・・あ!今思い出しました!帰り際に僕が・・

オメオリ「また診察に来た方がいいんですか?」

医者「来ますか?」

聞くな!お前が決めろ!・・・・ですよね?これは絶対にお前が決めろ。来ますかって、聞き返すな!・・・・・・・でも・・・・結局は雑魚扱い・・・・中心性頸椎損傷で左手きかない、は医者にとっては雑魚扱いするほどの軽傷なんでしょうね。

でもま、言われた通りに自然治癒してきてますし・・・ここは良しとするしかないですね・・・・。

でもホント、左手は回復してきてます!ブログを復活してから更に加速度的に回復してます。

劇団ズーズーCも今年必ず復活します!・・・・乞うご期待です!

 

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2024年2月10日 (土)

オメオリ中心性頸椎損傷③・・・「左利き疑惑と心ない劇団員」

オメオリです(^^)/

相変わらず不自由な左手でキーボード入力してます(^^;)

さてタイトルにあげました「左利き疑惑と心ない劇団員」・・・・です。

まず、左利き疑惑について皆さんはどうですか?オメオリは左手が不自由になったことで気づいたのは、物を持つことなど力がいることは利き手の右手、細かいことや器用なことは左手、ということでした。

と、いうことは元々は左手の方が起用。ひょっとして元々は左利き?なんて疑惑が浮上しますよね。

ここから先の話が、心ない劇団員・・・につながるのですが、それには前置きが必要です。

オメオリは字が下手なんです(^^;) 自分自身では個性的な字、と思っていますが世間一般では、まあ下手と言われるのも仕方がないかと。劇団員もオメオリの字が下手なことはよく知っています。

なぜかというと劇団ズーズーCでは文字バトルという遊びをよくやっているのです。課題の文字をみんなで書いて誰が一番上手いかみんなで評価する遊びです。これ皆さんもお仲間とやると盛り上がりますよ。書いた本人も評価に加われるわけですから、「誰がなんと言おうと私の、あ、が一番きれいだ!」なんてだだをこねたりも出来ます。字が下手なオメオリも奮闘しますが、勝利は勝ち取れません・・・字が下手なので。

そんな中・・・・オメオリは中心性頸椎損傷で左手が麻痺・・・・劇団員にも新作を書くのは難しいと報告しました。で、まあ飲みながら、飲みながら左手が麻痺したことで、器用なことは左手を使っていた、なんてブログに書いたことを劇団員にも話したんです、飲みながら・・・・・飲みながら・・・・ね。

するとある劇団員が・・・・「そんなに左手が器用なら字も左手で書けば良かったんじゃないですか」・・・・・・これ心ない・・・心ないっすよね!

その場ではオメオリも酔っていたので「そうかも、ハハハハハ」なんて笑い飛ばしてたんですけど・・・・あとで思い出して「あれ?なんかおかしい・・・字も左手書けば・・・・あれおかしいやん!・・・心がない!心がないわ!」

で・・・・・・誰がこの心ない言葉を言ったのか?・・・・・それが思い出せないんですよ・・・・犯人探したいですよね。・・・・・・でもね・・・・思い出せないんです。しかーし!このブログは劇団員ももちろん読みます!

ここは心ない犯人が名乗り出るのを待つとしましょう(^^)

誰が心ない犯人なのか?ご期待下さいね(*^_^*)

あ!オメオリ中心性頸椎損傷シリーズはまだ続きます!

次回は「ああ、しか言わない無関心な医者」・・・・・・・・・こうご期待!

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2024年2月 3日 (土)

オメオリ中心性頸椎損傷②・・・・シリーズ化です(笑)

オメオリです(^^;)

シリーズ化にしました!オメオリ中心性頸椎損傷!今日は②です(^^;) ブログを書くことで左手のリハビリにもなるので。

さあ!なったら大変!「中心性頸椎損傷」その症状からお伝えしてまいりますね。

簡単に言うと、左手の上げ下げなんかは出来るのですが、力が入らないのと、指先で細かい作業が全く出来ないのです。命令しても左手が動いてくれない、みたいな感じです。

出来なくなったことを挙げますとこんな感じ。

・コップが持てない ・タバコも持てない(持てるけど変な方向むいてまともに吸えないのです) ・ペットボトルのふたを開けられない ・自販機に小銭を入れられないし、おつりも取れない ・拍手が出来ない(小指と薬指が自分の意思では伸びないのです) ・手を洗って指をパッパッと開いて水を切れない・・・・・・・と、結構不自由なの伝わりましたかね?

あと結構大変なのが車のサイドブレーキを引けるけど、解除出来ない。これ結構大問題なんです。引くときは引くだけなのでなんとか出来るのです。でも解除するとき、つまり発進するときはボタンを押しながら引いて解除しますよね、これが出来ないんです。コインパーキングに車を停めて仕事を終えて、いざ帰るって時に帰れなくなるかもしれないんです!サイドブレーキを解除出来ないので!まあ、パーキングから出るのは右手でやれば解除出来るのでなんとかなりますが、問題なのは走行中です。走行中に坂道発進とか(オメオリカーはMT)サイドブレーキ使いますよね。それを解除出来ないとなるとオメオリを先頭に大渋滞・・・・気の荒い人が「お前なんで発進せえへんねん!」オメ「サイドブレーキを戻せないんです」気の荒い人「自分でサイド引いたんやろが!」オメ「自分で引きました」気の荒い人「自分で引いたんなら自分で戻せるやろ!」「それが不思議なことに戻せないんです」「自分で引いたんやろが!」「引きました」「ほな戻せや!」「戻せません」「お前・・・お前アホなんか?」「そういわれても仕方が無いと思います」・・・・・・・なんてことになりかねない。

それでもなんとかコツをつかんで、一番力の入る体制をとって、信号が変わる前から気合いを入れて、自分を信じて「おおおーーー!」と精一杯の力を出せば解除出来るようになりました。でも毎回坂道発進は真剣勝負、真剣勝負です!坂道での渋滞なんか許せない!体制整えて、気合い入れて「おおおーーー!」体制整えて、気合い入れて「おおおーーー!」体制整えて、気合い入れて「おおおーーー!」な・・・・何回やらすねん!・・・・・・です。

あと、手袋を左手は自分ではめられないとか、歯磨き粉のチューブをしぼれない・・・・・とか、ホント色々大変でした(まだキーボードを以前のスピードで打てるほど完治はしておりませんが・・)

そんな不自由な生活をしている中、あることに気がつきました。オメオリは右利きなのですが、細かい作業は左手メインでしていたようなのです!ええ!?実は左利き?そういえばハサミだけは小さい頃から左を使っていて今もそうです。あ、お箸とか字を書いたりはもちろん右です。でも父親は左利きなんですよね・・・・・・・と、ここでオメオリ左利き疑惑が浮上です!

・・・・・・・・・・・と色々書きましたが、左利き疑惑を次回のフリにして今日はこの辺で(^^)

続報を待て!とさせて頂きます~~(^^)/ 

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2024年2月 1日 (木)

オメオリ中心性頸椎損傷・・・昨年公演を打てなかった理由です・・・

劇団ズーズーCを応援して下さっている皆様!オメオリです!

昨年の一年間、ブログやHPを更新せず、なんの情報も発信出来ずにすみません。深くお詫び申し上げます。

さて・・・・と、気楽にお話し出来ることでもないので慎重にお話ししますね。

なぜ劇団ズーズーCは一年間沈黙していたのか?これからお話ししないといけないかと思います。

タイトルにありますように昨年一年間、オメオリは中心性頸椎損傷を患ってしまい、パソコンのキーボードが打てない状態になってしまいました。

中心性頸椎損傷というのは神経の病気です。一昨年(2022年)の12月、今から1年と少し前、頭を強く打ったことで首を痛め、でもその日は平気で痛みも無かったのですが1週間後に左肩甲骨に寝られない程の痛みが2日ほど続き、痛みが無くなると左手が命令をきかなくなってました。動かないわけではありませんが、力が入らないのと細かい作業が全く出来ないのです。病院でMRIとCTスキャンでキチンと検査して貰いました。病名は上記の通り「中心性頸椎損傷」神経の病気で左手がこうことをきかなくなる病気。とくに治療法はなく「ゆっくり自然治癒する」と言われました。検査の時に計ったオメオリの左手の握力は「9」でした。「9」って小学生以下?ですよね。でも力いれようにも力が入らないんです。左手でコップもつかめなくなりました。

 

・・・・・・・・・なんて、劇団ズーズーCが活動出来なかったお話しを、オメオリ中心性頸椎損傷事件として、面白おかしくブログで書きたいのですが・・・・まだキーボード打つの遅いんです(泣)・・・・・あーーーー悔しい!

とりあえず今日はこの辺にします。

あ!劇団ズーズーCは今年復活します!そんな話や、オメオリの左手の話をこれからブログでじゃんじゃん書きます!

乞うご期待です!

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2023年1月 7日 (土)

あけましておめでとうございます!(大野)

2023年が始まりましたね!こんにちわ、大野です。

昨年は3年ぶりとなる本公演への出演となり、お客様の笑いを肌で感じることが出来ました。

千秋楽には多くのお客さまに来場いただきました。本公演へお越しくださったお客さま、ありがとうございました。

まだ窮屈な生活を強いられる世の中ですが、以前のように大きな笑い声で包まれる劇場で皆さまをお迎え出来るよう、劇団員一同がんばってまいります!


さて、自粛要請のないお正月となりましたが、どの様に過ごされましたでしょうか?

私は相変わらずの家族麻雀です!

今年95歳を迎える祖母を面子に加え、家族5人で御節をつまみながら駅伝を観つつ雀卓を囲む自粛云々関係なく恒例のお正月をむかえました。あ、ちなみに私は日本酒付きです()

飽きもせずに三ヶ日は麻雀大会だったのですが、今年は浮きもせず…2日目には箱点(ハコテン持ち点がなくなりマイナスになること)となり年始としては縁起の良いものではありませんでしたが、変わらないお正月を過ごせることが幸せだなぁと実感した日々でした!

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これからの新たな一年が皆様にとって良き年となります様に!

そして劇団としも更なる発展を目指していきますので、今年も応援よろしくお願いします!

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2022年12月24日 (土)

「喜劇 余命2ヶ月と言われて30年」アンケート公開しました!!

ずいぶんとご無沙汰してしまいました。いしずか陽子です。

私の体調不良により5月に予定していた公演が中止となっててしまい、楽しみにしていたお客様には本当に申し訳ございませんでした。

お客様からは暖かいメッセージなども寄せていただき、どうもありがとうございました。

ご心配をおかけしていた体調ですが、だいぶ良くなり、この7月からはまた働き始めました。

稽古はまだお休みさせてもらっていて、すぐの舞台復帰は難しいかと思いますが、劇団の活動はできる範囲でお手伝いをしています。先日の公演にも何回か顔を出し、お会いできたお客様もいて、嬉しく思いました。

 

さてさて、そんな「喜劇 余命2ヶ月と言われて30年」、いかがでしたでしょうか?

準備不足により公開稽古となった公演もありまして、ご期待いただいたお客様には大変申し訳ございませんでした。

このブログも、本来ならオメオリが書く予定だったのですが、公開稽古にショックを受けて…、ではなく、実は現在、オメオリの手に力が入らない症状が出ており、文章の入力が困難なため、久しぶりに私が代打で出ることになりました。

あ、オメオリの症状はちゃんと医者にもかかっていて問題ありませんので、どうぞご心配なく。

また症状が治まったら本人から面白おかしくご報告があるかと思います。

 

そして、アンケートの完全公開しました~!!→やっと本題。

これも私がいつものように、1件1件、ありがたく読ませて頂きながら、入力作業をしました。

今回は自分が観ていない公演が多く、こんなことは初めてだったので、すごく新鮮に感じました。

 

初めて無料でご来場いただいたお客様が多く、オメオリの一人芝居の洗礼を受けた感想がとても面白いです。

そして毎回、お客様の方が深く考察されていたりして、すごく興味深い感想もあります。

どうぞ、アンケート完全公開も楽しんで下さい。

 

そしてそして、今年も残すところあと1週間となりました。

まだまだコロナの勢い治まらず、この冬はインフルエンザとのダブル感染が大変!と、マスコミは楽しそうにあおっており、個人的に言いたいことはありますが…。でも実際に感染して大変な思いをしていらっしゃる方がいるのも事実。

皆様、どうぞご自愛頂き、良いお年をお迎えくださいませ。

そしてまた、来年も劇場でたくさんの笑顔にお会いできますように…!!

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2022年10月 9日 (日)

11月上演!「喜劇 余命2ヶ月と言われて30年」DM発送しました!

オメオリです(^^)/

ズーズーCファンの皆様、お待たせしました!

11月上演の「喜劇 余命2ヶ月と言われて30年」のDMを本日発送致しました!

HPではすでに告知しており、上演日程詳細なども明記しております。

ご予約開始日は10月12日(水)です。皆様のご予約心よりお待ちしております。

初演からわずか4年で再演となったこの作品、初演時にはとても高い評価を頂きました。

チラシのデザインも、初演時とほぼ同じです。初演時に初めて無料の方の入場が多かったのでそのままにしました。

ズーズーCファンの方はご存じかと思いますが、劇団ズーズーCのチラシには出演者の写真も名前も載りません。オメオリもそうですが、無名な役者の写真や名前をチラシに載せたところで集客にはつながらないからです。チラシに必要なのは「この芝居面白そう」と思って頂くこと、それのみなのです。それが友達を呼ばず一般のお客さまの入場にこだわる劇団ズーズーC魂です!

でも・・・コロナ禍でなかなか公演が打てず、どれだけご予約を頂けるのか不安がつのります。

なので!・・・DMが届きましたらすぐにご予約を!ご予約をお願いします!

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